色領域問題。TV vs 映画館vs iMac

 このところ、少し色領域について

 調べて見ました。

 行かんせん、中途半端な調査であるのは

 否めませんが、

 こうして調べてまず驚いたのは、

 今のimac5kと、今の4k上映映画館では

 色領域がほぼ同じであること。

 またテレビのNTSC(アナログ)もそんなに変わりません。

  厳密にはアナログテレビの方がやや広い、

 ので、かつてのVHSなどで見る色はより豊か、ということになります。

 ただこれもアナログテレビで見る限りです。

 しかしそれでも、いわゆるデジタル写真の

 adobe RGBほどには

 両者は広くありません。

 そしてDVDなどのソフトの規格やデジタルテレビも上記全て

 以下になります。

 しかし。

 現在のHDRの4kブルーレイはそれら全てよりも

 はるかに領域が広い・。

 となると、4kテレビもそれに準じたものとなります。

 ということは、映画館よりずっと

 色の見える広がりは深くなります。

 もちろんこれはソフトの作りによるところもあるので、

 全てとは言えません。が、あくまで一般論です。

  少し整理すると、

 上から順に

1 HDR

2 adobe RGB

3 imac5k、映画館、NTSC(アナログ)、

4 dvdなどのデジタルテレビ画質。

 という順になり、

 つまりはデジタルテレビでdvdやブルーレイを見ているのが一番

 色領域という面では悪い、ということになります・・。

 そして単純に今の映画館で見るよりは、

 4kブルーレイで見る方が画質は良い、ということになります。

 ・・かように、

 映像を見るための選択肢は

 少なからず変容を続けていきます・・