「台風を大砲で破壊する」とは!? 100年前の人々が想像した未来予想図

「台風を大砲で破壊する」とは!? 100年前の人々が想像した未来予想図

2016年09月10日 11:10 TOKYO FM +

あんなこといいな、できたらいいな……。いつの時代も、人々は未来に想像を巡らせ、夢を描きます。

100年後、一体どんな世の中が待っているのか?

では逆に、100年前の人々はどんな未来を想像していたのでしょうか? 今、私たちが生きている現実との答え合わせをしてみたいと思います。

江戸時代が終わりしばらくたった明治34年。ある新聞の中に一つの記事が掲載されました。

その記事とは「100年後の未来」。

21世紀にはこんな世界になっているはず……という23個の未来予想が書かれているのです。

「無線電話で海外の友人と話ができる」

「いながらにして遠距離のカラー写真が手に入る」

「機械で温度を調節した空気を送り出す」

「電気の力で野菜が成長する」

「写真電話ができ、写真電話で買い物ができる」

「葉巻型の列車が東京・神戸間を二時間半で走る」

……いかがでしょうか、この的中率!

まだまだ着物で生活する人が多かった時代に、この予測はすごいですよね。

「写真電話で買い物が出来る」

……パソコンの出現を見事に予測。

新幹線が「葉巻型の列車」というのも、なんだか可愛い表現ですが、当たっています。

残念ながら、外れているものもあります。

「野獣が絶滅する」

「蚊やノミが滅亡する」

「動物と会話でき、犬が人間のお使いをする」

「台風を一ヶ月以上前に予測して大砲で破壊できる」

……台風を大砲で破壊!

なかなか大胆な予測です。これは、今後実現出来たら嬉しいですね。

また、予測の中には「男女ともに大学を出るようになる」というものも。

これが動物と会話できることと同じくらい、先の世界のことだったというところに当時の世相を感じます。

夢が、本当になっていく私たちの世界。

さて、これからどんなミライが待っているのでしょうか?

文/岡本清香

元情報:http://tinyurl.com/ycw85985

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